- 認定視能訓練士の取得方法
- 認定視能訓練士になるメリット
- 認定視能訓練士取得をおすすめする理由
病院や眼科診療所において、医師の指示のもとに視機能訓練、検査を行う専門職、視能訓練士。
資格取得後も、ステップアップに、認定視能訓練士を目指すことができるんです。
認定視能訓練士を目指して単位履修中の私が、そんな疑問にお答えします。
認定視能訓練士とは
視能訓練士資格取得した後、視能訓練士協会に入会し生涯学習教育を受け、認定基準を満たすことで認定視能訓練士になることができます。
具体的なスケジュールは以下の通りです。
①生涯教育制度登録&新人教育プログラム履修申請
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②視能訓練士教会入会後5年以内に新人教育プログラムを修了&学会参加等により5年間に20単位以上の教会認定単位を取得。
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③基礎教育プログラム履修申請
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④基礎教育プログラムを申請日より10年以内に修了&学会参加等により5年間に20単位以上の教会認定単位を取得。
⑤その後認定基準(※1)を満たしたうえで認定申請
↓
認定視能訓練士に!!!!
※1:認定基準
1)免許取得後5年以上かつ1300日以上の臨床経験があること。
※常勤でない場合は日数計算とする。
2)基礎教育プログラム履修申請日より起算して780日以上の臨床経験があること。
3)認定申請時に勤務していること。
※勤務先の勤務証明書の提出を必要とする。なお、勤務証明書は勤務年数に含まれる勤務先のすべてについて必要とする。
社会人から視能訓練士になった人にはおすすめ
認定視能訓練士の資格取得は、社会人から視能訓練士になった方には特におすすめです。
理由は、1年ないし2年間では学びきれなかった専門分野を就職後に学ぶことができるから。
私も1年間専門学校に通い資格を取得しましたが(詳しくはこちらをどうぞ)、資格は1年で取得できたものの、正直全然学びきれていませんでした。
しかし、資格がある以上、就職後は『出来て当たり前』と思われます。
先輩が手取り足取りしっかり教えてくれる施設もあれば、視能訓練士自体が自分一人しかいない施設に就職することもありえますよね。
生涯学習教育制度を受講することで、学びきれなかった分野を学びなおしたり、外来で困ったことを質問したり教えてもらう機会となります。
卒業しても、まだ学べる環境があるって、とってもありがたいこと。
どんどん利用していくことをおすすめします。
ポイント①
実技実習でより技術力を深めることができる
ポイント②
日々の業務では学べない最新の情報を得ることができる
ポイント③
学会等の参加で仕事への意欲が増す
認定視能訓練士は5年毎の更新制
認定視能訓練士は、5年毎の更新制となっています。
更新には以下の条件を満たし、更新申請を行う必要があります。
1)認定視能訓練士認定後、学会参加等により5年間に20単位以上を取得すること。
ただし、1年間に最低0.5単位を取得すること(生涯教育単位表(手続集Ⅰ-2)参照)。
2)協会が主催する日本視能矯正学会または総会に伴う講習会(研修会)に2回以上参加し、単位に加えること。
単位については生涯教育単位表(手続集Ⅰ-2)を基準とし、認定視能訓練士更新単位管理表(手続集)を利用し記録する。
HPの単位状況メモ画面の協会承認済み単位一覧に反映されていることも確認する。
学会や勉強会参加については、学会名、参加者氏名、領収書が記載されている参加証明書あるいは領収書のコピーを、
学会発表と論文および著作については、氏名、タイトルが明記されているもののコピーを、後日送付出来るように保管しておくこと。
3)5年間で通算500日以上の臨床経験があること。
※臨床経験については勤務証明書の提出を必要とする。
認定視能訓練士になるメリットは?
認定視能訓練士になるメリットとしては、
・病院によっては待遇面で優遇される
・視能訓練士のエキスパートとして認められる
といった点が挙げられます。
まとめ
いかがでしたか?
何事も学び続けることで新しい発見があったり、知識を深めることができますね。
視能訓練士は、資格取得後もさらにステップアップが目指せる資格です。
是非参考にしてみてくださいね
このブログについて
このブログは、視能訓練士ママブロガーのぱんだこが、子育てで役に立った情報、目に関するマ目知識を中心に発信するブログです。
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