こんにちは。
レビューママブロガーのぱんだこ(⇒プロフィール)です。
突然ですが、病院のベッドって硬いですよね。
2019年と2022年に入院・手術した経験をもとに、そんな疑問にお答えします。
もしあなたが私と同じように『少しでも快適な入院生活を送りたい』『入院中にできる腰痛対策を知りたい』のであれば、是非最後まで読んでみて下さい!
何故病院のベッドは硬いの?
病院のベッドが硬い理由は4つあります。
- 体勢が不安定になって危険だから
- 床ずれ防止のため
- 処置の効果を十分に発揮するため
- ベッドの使用率が高いため
体勢が不安定になって危険だから
まず1つめの理由として、ベッドが柔らかいと、身体を自由に動かすことができない人が起きあがるときに、ふわふわのマットレスに沈み込んでしまったり、体勢が不安定になってしまって危険なことが挙げられます。
床ずれ防止のため
2つめの理由として、ベッドが柔らかいとマットに身体が沈み込み、身体とマットが接着する麺が増えて床ずれが起きる可能性が高くなることが挙げられます。
床ずれを防ぐためには、介助者が身体の向きを定期的にかえる必要がありますが、マットが柔らかいと身体が沈み込んで思うように転がってくれないため大変です。
その点硬いマットだと、少ない力で楽に患者さんの向きをかえることができて便利なので、硬いベッドが常用されています。
処置の効果を十分に発揮するため
3つめの理由として、医師が心臓マッサージをしたり処置をする際、ベッドが柔らかいと衝撃や圧力が吸収されてしまうことが挙げられます。
ベッドの使用率が高いため
4つめの理由として、病院は入院患者の入れ替わりがはげしく、ベッドの使用率が高いことが挙げられます。
入院中の腰痛対策
入院中にできる腰痛対策は5つあります。
- ベッドの高さ調節
- 体勢をかえる
- クッションを持参する
- バスタオルを持参する
- ストレッチをする
順番に説明しますね。
ベットの高さ調節
病院のベッドには、こんなリモコンがあって、自由にベッドや足の高さが調節できます。
これがなかなか便利で、腰が痛くなった時、頭の高さをあげるだけで身体が起きあがるのでだいぶ楽になります。
寝るときはまた下げますが、ずっと下げっぱなしだと腰が痛くなってくるので、なるべくベッドの高さを上げたり下げたり調節して、動けない時でもちょこちょこ体勢をかえるように心がけていました。
寝るときは【あし】▲ボタンを押して足を少しあげて寝るとむくみ予防にもなります。
私は手術当日以外は毎日少し足をあげて寝ていました。
体勢をかえる
ずっと仰向けの状態で寝ていると、すぐ腰をやられてしまいます。
そのため、なるべく寝返りをうつようにしていました。
寝返りをうてないときや、仰向けがつらいときには、少し動いてみて、自分が楽になれる姿勢を探すことも有効です。
クッションを持参
腰の下にクッションをあてるだけで、腰への負担が軽くなり、腰痛緩和につながります。
私は自宅にあった授乳クッションを持参しました。
クッション自体は小さいものがおすすめです!
病院の枕があわない場合に枕のかわりにしたり、横向きで寝る際に太ももに挟んだりすると体勢を楽にたもてるので、クッションがひとつあると便利です。
床ずれ防止用や介護用に、専用のクッションも販売されています。
バスタオルを持参
バスタオルをくるくる丸めて、腰の下においてねるのも有効です。
私はクッションを使用しましたが、クッションがない場合にはバスタオルを使ってみるといいかもしれません。
ストレッチ
- 膝を伸ばしたまま足をあげる
- 膝を曲げて胸のほうに引き寄せる
- 両膝を立ててお尻を持ち上げる
- 膝を伸ばしたまま足を横に広げる
入院中、このストレッチ運動は病院からの指導で行っていました。
とっても簡単ですし、テレビやスマートフォンを見ながらでもすぐにできます。
このようなちょっとした運動でも、意識して行うことで、寝てるだけよりも怪我や病気の回復が早まるそうです。
まとめ
ここまで、病院のベッドが硬い理由と腰痛対策について紹介しました。
最後に、重要なポイントを4点まとめます。
- 病院のベッドが硬いのには理由がある
- ベッドの高さ調整や体勢を変えることで腰痛対策になる
- クッションやバスタオルの持参がおすすめ
- 寝ながら出来るストレッチ運動をしよう
本記事を参考に、読者様が少しでも快適な入院生活を送れることを祈っています。