視能訓練士ママdiary

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ものもらいの原因や治療法、すぐには切開できない理由

おはようございます。

視能訓練士でワーキングマザーのぱんだこ(id:hareruyatan)です(*´*)

 

 

先日、ものもらいで受診した患者さんから、

 

「さっきドクターから、腫れがひどい状態では切開できないって言われたんだけど、どうして?」

 

という質問を受けました。

 

実は、ものもらいには2種類あり、原因や治療法なども異なるのですが、意外と知られていないので、記事にまとめてみました。

 

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ものもらいには2種類ある

 

ものもらいとは

 

ものもらいとは、まぶたが腫れ、痛みやかゆみを伴う病気のことです。

「めばちこ」「めいぼ」などと呼ばれることもあります。

ものもらいには2種類あり、種類によって治療法が異なってきます。

 

麦粒腫

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麦粒腫とは、眼瞼分泌腺の細菌感染による化膿性の炎症です。

ブドウ球菌の感染によって起こります。

 

人によっては、何度も繰り返す人もいます。

汗を出す腺やまつ毛の毛根、マイボーム腺からブドウ球菌が入り込むことによって炎症が起こります。

細菌感染が原因ですが、ほかの人はうつりません。

まぶたの一部が赤くなり、軽い痛みやかゆみなどの症状が出ます。

炎症が強くなってくると強い痛みや腫れなどの症状に変わってきます。

化膿や炎症どめの抗生物質の点眼液や軟膏で治療を行います。

 

麦粒腫は1週間ほどで症状が治まってきます。

 

霰粒腫

 

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霰粒腫は、感染を伴わない化膿性の炎症です。

 

瞼の縁にあるマイボーム線の出口が詰まり、中に分泌物が溜まってしこりのような塊ができることによって起こります。

腫れや異物感はありますが、麦粒腫と違って痛みはありません。

 

霰粒腫は治療が長引く傾向があり、治るまでに数ヶ月かかることもあります。

場合によっては手術なども必要になります。 

   

 

ものもらいは、腫れがひどいと切開できない

 

よく患者さんから、「早く治したいから切ってほしい」と言われますが、ものもらいはすぐに切開することは出来ません。

切開は、中にたまった膿を出すのが目的なので、膿がたまっていないのに切っても血が出るだけです・・・。

化膿が進むと、中心部に黄色の点(膿点)ができて、それが切開するタイミングの目安となります。

それまでは薬で様子を見るのがベストです。

治療の基本は抗菌薬とステロイド点眼になりますが、腫れがひどい時には抗菌薬の内服も追加されます。

ときどき、自然につぶれて自壊排膿しすることもあります。

 

ものもらいに眼帯はNG

 

腫れがひどくなってくると、つい眼帯を使用してしまいたくなりますが、眼帯を使用することで、眼帯の中で菌が繁殖してしまうため、かえって症状が悪化してしまうことがあります。

そのため、基本的に眼帯の使用はNGです。

  

 

ものもらいは予防できる??

 

ものもらいの予防としては、とにかく目もとを清潔にすることが大切です。

 

目もとが不衛生な場合、脂肪が詰まりやすく、菌が繁殖しやすくなります。

女性でアイメイクを常用する人は、目もとが不衛生になっていることが多いので、毎日の目元のケアがとても重要です。

普段から目もとを洗う習慣をつけるてみてください。

メイク落としや洗顔料ではしっかり目元を洗えなかったり、しみてしまうという方は、アイシャンプーがおすすめです↓↓

 


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私はこちらをメイク落としの代わりに愛用しています(*´▽`*)

 

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

ものもらい、適切な治療で早めに治したいですね。

 

久しぶりの眼科ネタでした(*^_^*)

よく患者さんから質問されることや眼科の疑問も、ちょこちょこ記事にまとめていこうと思います。

 

 

参考文献

 

眼科ケア2017 vol19 no.4 P20

 

最後までお読みいただき有難うございました。

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