視能訓練士ママdiary

子育て記録を中心に自由気ままに発信

【眼底検査5種を解説】眼底検査って何をやるの?何が分かるの?

この記事を読んで分かること
  • 眼底検査の流れと検査方法
  • 眼底検査の種類
  • 眼底検査を受ける際の注意点

 

こんにちは。

視能訓練士ママブロガーのぱんだこ(id:hareruyatan)です。

 

眼底検査って、受けたことありますか?

 

目の奥に異常がないかを調べるうえで重要な検査の1つです。

 

もしいきなり眼底検査をしましょうと言われても、どういう検査をするのか不安だな・・・。

そもそも眼底検査って何だろう・・・。

 

そんな方に向けて、眼底検査の流れや検査方法、どんなことがわかるのかをまとめました。

 

   

眼底検査とは

 

f:id:hareruyatan:20190830161727j:plain

 

眼底検査とは、瞳孔から目の奥をのぞき、網膜や視神経、血管の状態などを調べる検査の事です。

眼底は身体の中で唯一、血管を直接観察できる場所なんだよ

 

眼底検査の方法は5種類あります。

 

・検眼鏡

・細隙灯顕微鏡

・眼底写真

・蛍光眼底造影

・OCT

 

 

それぞれ特徴が異なるため、目的や症状に合わせて組み合わせるのが一般的です。

今回は、5種類の検査方法を紹介します!!!

 

眼底検査の注意点

 

まず最初に、眼底検査を行う上での注意点を説明しておきますね。

眼底検査を行うときは、散瞳薬という特殊な目薬を使用して瞳孔を広げる必要があります。

 

散瞳薬点眼後4~5時間は瞳孔が大きく広がっているため、目がかすむ、まぶしいなどの症状がでます

そのため、この検査をするときは、車での来院はお控えいただいています。

 

検査後4~5時間かけて徐々に元に戻るから、心配しないでね。

 

それではいよいよ検査方法を説明です!!

 

検眼鏡

 

f:id:hareruyatan:20190830162009j:plain

 

 

部屋を暗くした状態で、患者の数センチ前から眼底を覗き込みます。

黄斑部や視神経乳頭などの後極部を詳細に観察することができます。

周辺部まで眼底を観察でき、眼底全体の状態を把握することができます。

この検査を行う為には、散瞳薬を使用して先に瞳孔を広げる必要があります。

瞳孔が大きく広がってないと、眼底の奥のほうまで見れないんだよ。

 

 

細隙灯顕微鏡

 

f:id:hareruyatan:20190830162204j:plain

 

細隙灯顕微鏡は、眼球に細い光を当てることにより立体的に眼球を観察できる眼科の一般的な検査で、前眼部検査にも使用します。

 

   

 

眼底写真

 

f:id:hareruyatan:20190830163254j:plain

 

眼底カメラを用いて眼底を撮影し、記録に残すことができます。

眼底カメラには、散瞳薬を点眼してから撮影する散瞳型眼底カメラと、散瞳薬は用いずに暗室で撮影する無散瞳カメラの2種類があります。

散瞳したほうが広範囲に眼底を撮影することができます。

 

無散瞳撮影と散瞳撮影の比較

 

f:id:hareruyatan:20190826113245j:plain
f:id:hareruyatan:20190826113208j:plain
左:無散瞳撮影 右:散瞳撮影

 

真っ黒になっている部分が、黄斑部といって眼底検査をした際に見たい部分です。

無散瞳撮影の際は、黄斑部が真っ黒で映っていないのが分かります。

この部分をしっかり見るためには、散瞳薬にて瞳孔を広げる必要があります

散瞳薬を使用した右の写真では、黄斑部がくっきりしてよく観察できます

やっぱり、眼底を詳しく見るためには散瞳薬で瞳孔を広げる必要がありそうだね。

 

 

蛍光眼底造影


蛍光眼底造影検査では、肘静脈から蛍光色素を含んだ造影剤を投与し、眼底を撮影することで、眼底写真より詳細に眼底血管の状態を観察することができます。

 

正常な眼底では、蛍光色素により血管が鮮明に映し出されますが、血管の透明性が亢進している場合には蛍光色素が血管から染み出て映し出されます。

また、血管が詰まっている場合には造影剤が血管に到達しないため、血管があるはずなのに映し出されない無還流領域として検出することができます。

 

造影剤にはフルオレセインとインドシアニングリーンの2種類あり、観察部位によって使用薬剤が異なります。

 

  • フルオレセイン:網膜血管
  • インドシアニングリーン:脈絡膜血管

 

造影剤の副作用として、頻度はかなり低いですがショックおよびアナフィラキシー症状が報告されています。

また、フルオレセイン投与後は尿が1~2日程度黄色に着色したり、皮膚が2~3時間黄染することもありますが、自然に元に戻ります。

造影剤検査は副作用もあるから、必要な人にしか行わないよ

 

光干渉断層計(OCT)

 

f:id:hareruyatan:20190830163108j:plain


光干渉断層計(OCT)では、眼底に近赤外線を当てることにより、眼底の断面図を測定することができます。

 

網膜の厚さを測ることができるため、網膜が厚くなる加齢黄斑変性や黄斑浮腫では、網膜厚による定量的評価が可能です。

黄斑部だけでなく、視神経といって神経の束が集まっている場所の断層写真や厚みも測定可能で、緑内障の診断材料にも使用されています

 

正常網膜のOCT画像

 

f:id:hareruyatan:20190826113219j:plain

 

視神経のOCT画像

 

f:id:hareruyatan:20190826113229j:plain

 

検査時間は平均で5分ほどで、短時間で簡単に検査可能です。

昔は大きな病院にしかなかったけど、最近では多くの眼科クリニックに、OCTが導入されているよ。

   

まとめ

 

f:id:hareruyatan:20190830163510j:plain

 

いかがでしたでしょうか?

目的や症状に合わせてこれらの検査を組み合わせて、正しい診断へ導きます。

 

参考にしてみてね

 

 

このブログについて

 

このブログは、視能訓練士ママブロガーのぱんだこが、子育てで役に立った情報、目に関するマ目知識を中心に発信するブログです。

過去の記事も定期的に最新情報に更新していますので、是非また遊びに来てください♬

 

管理人ぱんだこの詳しいプロフィールはこちら

管理人ぱんだこへのお問い合わせはこちら

メッセージ等、お気軽にお問い合わせください。

 

はてなブロガーの方は、読者登録よろしくお願いします♬

 

Twitterをやっている方は、フォローよろしくお願いします(*´▽`*)